おはようございます。昨夜は力尽きて九時前に寝ました。十二時間睡眠なんてひさびさ。
えっと、卒業式でした。卒業してしまいましたよ、ええ。なんだかとっても実感がありません。感極まって泣くかと思っていましたがそんなこともなく、今後二度と会えない人もいるというのになんとなく会いそうな勢いでさよならした人多数。美衣さんとだって四月からは縁遠くなるっていうのにね。そういえば担任と写真撮るのわすれていました。さいごまで下克上図っててごめんなさい。
三年間がものすごく早かったです。入学時の不安なんて一ヶ月もない内に吹き飛んで、それからは駆け足のように日々がすぎました。あまりの速さに何度「もう一回二年生やりたい」とつぶやいたかもわかりません。それくらいこの学校が楽しくて、この学校でなければこんな気持ちにもならなかったんだと思います。あの学校で、あのメンバーで、あの思い出をすごしたから。つらいことも腹立たしいことも悲しいこともたくさんありましたし、今も許せないこともたくさんあります。それでも楽しいこともうれしいことも同じくらいありました。三年間すごしていまだにはいったことのない場所が多くある学校です。わたしたちが先輩のことを思い出しては笑ったことがあるように、同じようなことをなされるかと思うと変な感じです。
とにかくだいすきだった。
がんばってレポ風ゼンマイ式にしようと思ったのですがあまりにも想定内の予想外すぎてむりでした。なのでたたんでふつうにレポってます。こんなのもあるんだなーって興味持たれた方だけ覗いてやってくださいまし。実にばかですから。
えっと、卒業式でした。卒業してしまいましたよ、ええ。なんだかとっても実感がありません。感極まって泣くかと思っていましたがそんなこともなく、今後二度と会えない人もいるというのになんとなく会いそうな勢いでさよならした人多数。美衣さんとだって四月からは縁遠くなるっていうのにね。そういえば担任と写真撮るのわすれていました。さいごまで下克上図っててごめんなさい。
三年間がものすごく早かったです。入学時の不安なんて一ヶ月もない内に吹き飛んで、それからは駆け足のように日々がすぎました。あまりの速さに何度「もう一回二年生やりたい」とつぶやいたかもわかりません。それくらいこの学校が楽しくて、この学校でなければこんな気持ちにもならなかったんだと思います。あの学校で、あのメンバーで、あの思い出をすごしたから。つらいことも腹立たしいことも悲しいこともたくさんありましたし、今も許せないこともたくさんあります。それでも楽しいこともうれしいことも同じくらいありました。三年間すごしていまだにはいったことのない場所が多くある学校です。わたしたちが先輩のことを思い出しては笑ったことがあるように、同じようなことをなされるかと思うと変な感じです。
とにかくだいすきだった。
がんばってレポ風ゼンマイ式にしようと思ったのですがあまりにも想定内の予想外すぎてむりでした。なのでたたんでふつうにレポってます。こんなのもあるんだなーって興味持たれた方だけ覗いてやってくださいまし。実にばかですから。
朝、五時半に起きて戦闘準備開始です。
髪を旋毛近くまであげてハーフアップにしてピンで固定。それから戦装束に着替えました。なんていうかもう、あばら骨が軋みました。肌襦袢、半襟、おこし(泥よけ)の時点でもう軋んでます。胸締めつけるわ腰に補正入れるわといろいろやったくせに母のコメントは「身体がまるい」でしたからね。ほっといてくれ。でもってお着物です。けっきょくお借りしてきた朱色の小紋、それに浅葱と銀の市松模様の帯締めて、この時点でもはや立っているのがいやになりました。袴は襟を抜かないので首が苦しいんですよ。抜くのはもっと年嵩が増してからだそうで。そのあとに紺の女袴。ここでもひと悶着ありましたが割愛。総計およそ一時間です。
それからわたわたと朝ごはんを食べさせられ、時間ないっていうのに起きてきた父に写真を撮られ、家を出たの六時五十分。
駅までは父に送ってもらって、それから電車です。なにがつらいって階段が。裾が長いので踏むし引きずるしでさんざんでした。電車の中では注目の的でしたし。二本目の電車で他クラスの男子三人(スーツふたり、紋付袴ひとり)と一緒だったのでだいぶ弱まりましたけれどかなり目立っていたと思います。ちなみに登校はローファーで、赤いサテンのショールを肩掛けてました。実に目の毒。駅と駅、駅と学校までの距離がけっこうあって歩くのもつらかったです。最初はていねいに歩いていたのですが途中からもう袴の中ばさばさにしていました。見えないからいいのです(身も蓋もない)。
到着して、まっすぐ部室に行ったらすでに着ていた柏木に狂喜され、彼女の持っていたフリルエプロンとヘッドドレスをつけて大正風。写真は柏木だけが持っています、流れてなければ。そのまま美衣さんを待つこと数分。ドア越しに一瞬停止した美衣さんは見ものでした。
予鈴が鳴って教室に行けば廊下は花だらけでした(比喩)。スーツ、紋付、お着物、ドレス、袴。どこを見てもきらきら効果です。袴とお着物だけなら大学の卒業式もしくは成人式、ドレスとスーツ組はぱっと見結婚式。今年は去年にくらべて和装率が高かったです。いやあいいもの見たな。どうでもいいですけど頭にリボンだったのはわたしだけのようで、ほかはみなさん巻いたりなんだりでした。若干失敗した感。ちなみにうちのクラスには紋付で髷結っている人がいて思わずガッツ。
卒業式自体は一時間強くらいで終わりました。生徒呼名十五分、校長祝辞二十五分、来賓祝辞十分、その他。校長祝辞があまりにも退屈で正直寝ました。毎年同じこと言っているんでしょうがないんです。
メインはこの後、生徒主催の卒業を祝う会です。これが毎年濃くてですね、わたしが一年のときのは本当にクォリティが高かったです。純黒ウェディングドレス着て恋愛レボリューション21だったかとにかくモー娘。踊った先輩もいましたしね、ゴスロリでテディベア背負ってた先輩もいましたしね。ああこういうものなんだと衝撃。一見の価値あり。
今年のテーマは近未来。でもぶっちゃけよくわかりませんでした。漠然としていて伝わりにくい感じ。入場からしてもはや祭りなわけですが、他クラの男子すごい。被り物、女装、投げキス。飴を投げつけるのは恒例行事です。各クラスの催し物も、冷笑失笑爆笑とさまざまでした。身体張った漫才はすごいですねえ、クラスメイト同士だから容赦がありません。アドリブも絶好調です。ステージ上で飛び蹴りして、すごい良いことを言っているはずなのにその足元でごちゃごちゃやっているものだからまったく聞いていないとか、両親がいるので恥さらしだとか、感動のスライドを流しているのにはじっこで腕立て伏せをしているせいで声援がそっちに行くとか。とあるクラスではノリノリでテンションあげていたのを最後の最後で先生がオチつけるとか。うちのクラスは担任に犬耳と鼻つけさせて某CMをぱろりましたが。あれは出オチだろう、と。それからスライドを見たのですが入学時のものがとにかく若い。若すぎて絶叫。というかスライドに出ればそこで絶叫。単品だともっとひどい。で、合唱して、在校生・卒業生の言葉、校歌斉唱、退場。今年はぶじにくす玉割れました。
教室に帰り、卒業証書やら成績表やら担任特製クラスDVDだとかをもらってクラス写真を撮って解散。めちゃくちゃノリ軽かったです。
あとは他クラの子と写真を撮りまくり、部室に帰って加納さんに第一声「大正ロマン!」とかミルキー投げられて、美衣さんと柏木が来て「文芸部。と書いてハーレム」なんて話をして、烏を呼びだし、加納さんから卒業祝いに風呂敷をいただきました。風呂敷は便利なんだぞー。その後KYがどうとか話してさあ帰るかってときに後輩四人が飛びこんできてお花とお手紙と図書券をいただきました。ちょ、今年の後輩できすぎ。お母さん感動。センスがすばらしく、烏のお花は霞草の中央に赤い薔薇が一本。ナイス。それで写真撮って、撮られて、演劇部で集合。どこでも騒ぐこの部活、最後もやっぱり騒いでました。
三時すぎてから卒業生五人、一年生ふたりでごはん食べにいきました。二年生は試験期間中だそうです、たいへんですね。ごはん食べてぱらぱらと帰り、解散時に残っていたのは一年のときにクラス一緒だった三人(わたし、美衣さん、30)と一年生ひとり。ぱらぱらと思い出話をしたりしてちょっとしんみりになったり謎を残してみたりと。まあ、お送式でまた会うんですけどね。
帰り際になって雨が降ってきてたとか言われ、地元駅までは運良くぶじでしたけれどざあざあ降りでタクシー拾おうにもまったく来ず……雨の中に袴姿は目立つんですよう。家に着いたのは七時近くで、それから祖父母に写真を撮られ、ようやっと脱げたときには思わずふとんにダイブです。ながながとお風呂にはいって、おかずだけつついて布団にもぐって、今にいたります。
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