任天堂DSの学習教材(中学2年向けの国語)に紺野先生がに登場していると知ってちょっと欲しくなりました。「夏帽子」「新学期」「ぼくはこうして大人になる」も模試や入試問題に使われていると知り、なんか悔しくなった。どうせ受けるなら長野まゆみ先生のがよかったな。以上三作品は呼んだことがありますし、三つめの「ぼくは~」は軽犯罪起こしかけつつ読んでましたし(なにしてんだ)。でも、長野先生で入試……「ぼくは~」以外は深読みしない&シーンによってはセーフかな。
長野先生の作品でいっとう好きなのが「雨更紗」。単行本で持っています。あと「超少年」「鉱石倶楽部」「銀木犀」「天球儀文庫」「青い鳥少年文庫」「上海少年」「耳猫風信社」などなど。甘いものは得意ではありませんが、甘いもののに見える鉱石は好きです。蛍石とか本当においしそう。あったらまずまちがいなく舐めそうでちょっとこわい。猫は昔から好き。いまだに会話をこころみる(だってちゃんと返ってくるから!)
「ハル」という名前に黒と背徳的印象を受けるのはぜったいに「新世界」から。
同様に、篠原一さんの「壊音 KAI-ON」やら「だれが駒鳥殺したの」も好きです。とくに前者は奥秀太郎監督のもとに映画化されていて、ちょっと観たいなと思います。
あの、「熟れすぎて腐ったパイナップルのにおい」とか、そんな感じの退廃的な表現はあこがれです。ホラーとはちがった寒気のある、でも文章的にはじめじめした熱帯の雰囲気のある文章とか書けない。
大きなシネマで公開されているのもいいですが、小さいところでこそこそっとやってる映画にも惹かれます。映画館は好きでも長時間画面を観ていられない(だから非テレビっ子)ので家でDVD借りてだらだら見てたいです。なにか借りてこようかな。
長野作品にあるあやしい感じを出そうにも、二次ではまずむりと判明。どのキャラクタもキャラ立ちしすぎているから。そしてどちらかといえば右寄りな子の視点で進むので、あやしいのは左。だけどわたしが左に置くキャラクタはあんまりあやしくならない。だからって逆にすると、大問題でわたしは誘い受が書けません。芯として、「受にはその気がない」があるからかも。性質わるー。
ゼンマイ式の1シーンが浮かんだけどギアスを書くことを自粛しているのできちんと覚えて脳のタンスにしまいました。旧ゼンマイ式を読むとわかるように、たいていなにか食ってます。食事のシーンが好きというのもあります。てかだれかが食事をしているのを見ているのが好きです。単純に。それが自分のつくったものだったりするとなおさら好まし。
そういえば人間は食事と性行為を同様のものと捉えているそうです。だから見られたくないんだそうで。わたし的には食事よりか排泄に近いと思うけどなあ。
ひさびさに暑くてまいってます。すずしいお菓子でもつくろうかな。
あ、美衣さんがお泊りに来たときはカルボナーラとパンナコッタを自作しました